貴州・湖南を巡る旅。2日目(長沙→貴陽)

Schedule

1日目

関西→(中国南方航空)→長沙

長沙(泊)

2日目

長沙→(高速鉄道)→貴陽

貴陽(泊)

3日目

貴陽

貴陽(泊)

4日目

貴陽→(天津航空)→銅仁→鳳凰

鳳凰(泊)

5日目

鳳凰→銅仁→鎮遠

鎮遠(泊)

6日目

鎮遠→凱里→長沙

長沙(泊)

7日目

長沙→(中国南方航空)→関西

中国国内において、四川省と並んで最も貧しいとされて貴州省。

貴州省の省都貴陽市。

貴陽市は、2014年に「貴陽北」駅が開業し、上海と貴陽の間が高速鉄道で結ばれた。

これまで、交通の便が悪く、旅行者の足を遠ざけていた場所でもあった。

ところが、ここ最近になり日本からも中国版のLCC「春秋航空」が直行便を就航させるなど、一気に訪れやすい場所となった。

ただ、市内はまだ交通網は整備されておらず、貴陽の街中の交通渋滞は中国の地方都市の中ではトップクラスの酷さではないだろうか。

「貴陽北」駅を夕方に出て、途中のハイウェイで先の見えない渋滞にひっかかってしまい、「貴陽」駅にたどり着いた頃には、既に日が暮れていた。

貴陽駅前のロータリーは、大きなバスターミナルとなっている。

バスがたどり着いたターミナルは、右に左に所狭しと夜店が並んでおり、お盆に開かれる夏まつりのような賑わいだった。

賑わいに押されるように、愛想の良さそうなご主人の営む夜店に入り、夕食ををとった。

「過橋米線」だ。

「過橋米線」は、貴陽州のとなりの雲南省の名物料理で、グツグツとにたったスープに米粉を使った麺をふんだんの野菜と肉でいただくという麺料理だ。

まさかここに来て、「過橋米線」が食べられるとは思ってもみなかった。

濃い味の多い中国では、すぐにお腹が疲れてしまう。

そんな時に、「過橋米線」のような薄く優しい味付けの料理は、本当に救われる。

最高時速293KM高速鉄道で、貴陽へ。


貴陽北駅から貴陽市内へは、1・26・165の3つの路線が繋がっている。


夕日を浴びる「貴陽北」駅。

2014年に開業した貴陽の新しい玄関口。

市内からは、距離が結構あるのが難点。

開発が著しく進む貴陽の街。進行方向も逆方向も車で埋め尽くされる道路。「貴陽北」駅を出て、はや1時間。「貴陽」駅には、まだ着かない。


貴州省らしい、個性ある建造物が迎えてくれた。


本当に地方都市なのかと言わんばかりの発展ぶりだった。



奥のビルのように、骨組みだけの幽霊ビルがたくさんある。これから手前のビルのように立派なビルになるのでしょう。


どれくらいの時間が過ぎたのだろう。ようやく「貴陽」駅に到着した。

駅前には夜店がたくさん。活気と匂いに惹かれて、ついつい夜店に入ってみた。

色鮮やかで豊富な食材が並ぶ。

薄く優しい味付けの料理は、本当にありがたい。

可愛い私に旅をさせろ!!

観光とは、訪れた国の光を学び得て帰ってくること。 東洋ではそのように、言われていたそうだ。 私は、何を譲ってでも、これだけは譲れないものがある。 それは旅をすること。 旅先に人生のヒントを見つけて成長してくるため、私は今日も 私に旅をさせる。

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